糖質:脂質:タンパク質=1:5:4
これが理想の栄養バランスです。
(詳細は食事の基本、ダイエットの基本と2)
でも、こんな数字で言われても、ピンとこないと思います。
そこで、実際にどれくらいの糖質量が許容されるのか。
そんなお話。
糖質は1食20gまで
1食当たり、食べてもいい糖質は20gまでです。
糖質:脂質:タンパク質=20g:100g:80g。
計200gです。1食当たりの食事量としてはそこそこでしょう。
これにサラダなどのビタミン、ミネラルが加わります。
もちろん、メニューによっては脂質やタンパク質が多かったり少なかったりするでしょう。
そもそも小食の人はこんなに食べきれない場合もありますので、量自体にはこだわらずに、とにもかくにも1食当たりの糖質摂取量を20g以下に抑えましょう。
そのうえで、お腹が満足するまで食べれば、大体糖質:脂質:タンパク質=1:5:4の割合になります。
糖新生を起こせ
糖新生とは肝臓で起こる糖以外の物質から糖を生産する基礎代謝の1つで、肝臓に蓄えられている糖が一定量を下回ると働くようになります。
あまり聞きなれない代謝機能ですが、一般的な食事をとっていても食後数時間後や就寝中などいわゆる「空腹時」といわれる状態で日常的に起こっており、血糖値を一定に維持しています。
この機能があるから人は糖を摂取しなくても問題ないんですね。
糖質を食べていないと糖新生が常に働いている状態になりますが、この糖新生は結構なエネルギーを消費します。
どれくらいかというと1日中糖新生が働いていると500~600キロカロリーくらい。
糖質をカットするだけでこれだけ基礎代謝がアップします。
ガンガン糖質をカットし、24時間糖新生を働かせましょう。