日本ではダイエット=痩せると思われていますが、ダイエットの本来の意味は「食事のコントロール」です。
生き物の身体は食事によって作られて維持されています。
つまり、痩せることにしろ健康になることにしろ、食事の質、量を色々考えて変える必要があります。
バランスのいい食事とは?
現代は飽食の時代です。
コンビニに行けば100円でおにぎりが買えます。
そんな時代だからこそ「いろいろな栄養をバランスよく食べましょう」と言われるようになりました。
ではバランスのいい食事とは何でしょう?
ご飯があって、お味噌汁があって、おかずにお肉やお魚、野菜炒めがって、サラダもあって。
だいたいこんなところでしょうか。
確かに色々な食べ物を食べれば一見バランスのいい食事に見えるでしょう。
しかし、バランスのいい食事が身体にとってバランスのいい食事とは限りません。
大事なのは身体にとってバランスのいい食事であることです。
本当にバランスのいい食事とはどのような栄養バランスなのでしょうか。
糖質:脂質:タンパク質=6:2:2
上にあげた例の食事だと大体この栄養バランスになります。
実は世間一般で言われているバランスのいい食事はかなり糖質に偏っています。
穀物が主食になった故です。
これが身体にとってバランスのいい食事であるなら問題はないのですが、それなら肥満や糖尿病などの生活習慣病で頭を悩ませることはありません。
では本当に身体にとってバランスのいい食事、栄養バランスとは?
糖質:脂質:タンパク質=1:5:4
これが理想の栄養バランスです。
このバランスもずいぶん偏って見えるでしょうが、そもそも人の身体は糖質も脂質もタンパク質も必要とする量が違います。
細かく説明すると長くなってしまうので、1度ここで区切って、詳細は次回に。