９０％の女性に現れ、襲い掛かると言われる悪の脂肪組織セルライト。
そんな悪の脂肪組織セルライトに対し、日々戦い続ける正義のエステ戦隊エステンジャー。
世の女性は救いを求め続ける。
「セルライトを倒して！エステンジャー！」
しかし、世の女性は知らない・・・。
悪の脂肪組織と正義のエステ戦隊が裏で繋がっていることなど。
日々行われる壮絶な戦いは正義のエステ戦隊の名声を高めるためのマッチポンプなのだ！！(ﾃﾞﾃﾞｰﾝ
深夜テンションで思いついたネタはそのまま書いてはいけませんね反省です。
というわけで、今回はセルライトについて
セルライトとは
セルライトは古い皮下脂肪と老廃物が結合したものと言われています。
私も色々調べるまでそう思っていたし、世の女性の多くもそう思っているのではないでしょうか。
しかし、この時点で既に間違いがあります。
セルライトの正体は皮膚と筋肉の間にある皮下組織にため込まれた脂肪で、古い皮下脂肪とか老廃物とか無関係です。
本来、脂肪細胞というのは形が均一できれいに並んでいます。
それが脂肪を溜めこみすぎたり、お肌のハリがなくなったりなど、何らかの理由で一部の皮下脂肪組織が大きくなって形が不均衡になったものがセルライトと呼ばれるもの。
リンパ液が滞ってるとか、老廃物が溜まってるとか、一般に言われていることに医学的根拠は一切ありません。
つまり、セルライトとは、ただの皮下脂肪です。
人の身体は常に分解と合成を繰り返しています。
これを新陳代謝といいます。
もし、セルライトが本当に老廃物がため込まれた皮下細胞なら「セルライト消えないなぁ・・・」などといってる場合ではありません。
代謝の要である肝臓や、尿に老廃物など毒素を排出する腎臓に異常があるということですから病院に直行です。
恐らくその場で入院を言い渡され、人工透析を受けることになるでしょう。
結論はダイエット
セルライトがただの皮下脂肪なら、消す方法はダイエットしかありません。
糖質を抜いて脂質代謝を活発にし、タンパク質をしっかり食べて細胞の材料を確保する。
これだけです。
時々「ダイエットしたけどセルライト消えない」という人がいますが、皮下脂肪は内臓脂肪よりも減りにくいので、ちょっとダイエットしただけでは消えないこともあります。
セルライトという造語はなぜ誕生、定着したのか
セルライトという単語は今から約１００年前、フランスの美容業界で作られたそうで、セルライトについて書いた本をアメリカで出版したらバカ売れしたとか・・・。
で、アメリカから日本に流れ、TVや雑誌がろくに調べもしないで特集を組みまくった結果、ご覧の有り様だよ。
今やセルライトという単語はエステ業界の客の呼び込みの常套句でしかありません。
マッサージでセルライトを消すとか溶かすとか。
脂肪が消えるのはエネルギーとして消費されるか脂肪吸引という外科的治療行為しかありえません。
マッサージでどうやって脂質代謝を亢進させるという化学反応を起こすことができるのか？
ぜひ、聞いてみたい。
繰り返しますが、セルライトはただの皮下脂肪です。
皮下脂肪はマッサージで消えたり溶けたりしませんし、サプリを飲んでも解消しません。
方法ダイエットだけです。
エステに費やすお金があるなら、食費に回して糖質制限食を実践してください。
そっちのほうがダイエットになるし、お肌も綺麗になるし、健康にもなります。
