それって大丈夫なの?
「糖を食べないで大丈夫なの?脳に悪影響なんじゃ・・・」
よくこんな質問を受けます。
糖質にまつわる逸話はいろいろありますよね。
「脳は糖質しかエネルギー源にしない」とか、「糖が人間のメインエネルギー源」とか。
これで糖質を食べないなんて自殺行為じゃないの?
少なくとも身体に悪影響ありそう・・・。
そう考えても不思議ではありません。
しかし、これらの逸話は科学的に否定されています。
糖質を制限する食事は10年ほど前からじわじわと広まっていきましたが、研究はかなり昔から行われています。
研究の結果判明しているのは↓ ・脳は脂質をエネルギー源にする ・人が1日に消費するエネルギーの90%以上は脂質から作られる ・糖質摂取比率が低くても健康リスクは上昇しない ・糖質摂取比率が高いと糖尿病や心疾患などの血管に対する健康リスク上昇
これらは生理学の教科書にも載っている当たり前の事実です。
そもそも、人には「糖新生」という糖を新たに作り出す代謝機能が備わっているので、糖質を食べる必要はありません。
それなのに糖質中心の食事をしているから代謝が狂い、身体に様々な悪影響を与えるのです。
糖質は食べるものではなく、代謝によって創るもの。
このことを覚えておいてください。